SIMロックフリーで価格は81,800円から。ソフトバンクモバイルの取り扱いも決定

個人向けは4G LTEモデルのみ! 史上最薄・最軽量の「Surface 3」登場

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日本マイクロソフトは2015年5月19日、都内で新製品発表会を開催し、タブレットの新製品「Surface 3」を6月19日に発売すると発表した。Surface 3は今年4月に米国で発表され、一部の国ではすでに販売されていたモデルだ。日本での発売時期や価格は不明だったが、今回の発表で詳細が明らかになった。個人向けモデルは4G LTEに対応しており、メモリーやストレージ容量が異なる2モデルをラインアップする。市場想定価格はストレージ容量が64GBのモデルが81,800円(税抜)、128GBのモデルが91,800円(同)。家電量販店やMicrosoft Store(オンラインストア)で販売するほか、ソフトバンクモバイルのY!mobileブランドからも販売される。

10.8型液晶ディスプレイを搭載するSurface 3。個人向けは4G LTEモデルのみを用意。法人向けにはWi-Fiモデルもラインアップする

Surfaceシリーズで一番薄くて軽いSurface 3

Surface 3は10.8型液晶ディスプレイを搭載したタブレット。12型の「Surface Pro 3」よりもコンパクトで持ち歩きしやすいのが特徴だ。本体サイズは187(幅)×267(奥行)×8.7(高さ)mm、重量は約641g(法人向けのWi-Fiモデルは約622g)。歴代のSurfaceシリーズの中でも一番薄くて軽いという。デザインはSurface Pro 3を継承するが、Surface Pro 3では無段階で調節できた「キックスタンド」は、角度調節が3段階に変更されている。また、Surface Pro 3では専用の端子だった電源コネクターがマイクロUSB端子に変更されている。本体の色はシルバーで、外装にはマグネシウム合金を使用。最大10時間の動画再生が可能なバッテリーを搭載する。

ディスプレイの解像度は1920×1280で、アスペクト比はSurface Pro 3と同じ3:2。マルチタッチ対応で、ペン入力もサポートする。「Surfaceペン」は別売りで、シルバー、ブラック、ブルー、レッドの4色を用意。市場想定価格は5,980円(税抜)。カバー兼キーボードの「Surface 3 Type Cover」も別売りで、市場想定価格は15,680円。ブラック、シアン、ブルー、レッド、ブライト レッドの5色をラインアップする。

1920×1280対応の10.8型液晶ディスプレイを搭載する。画面のアスペクト比は、縦向きでも横向きでも使いやすい3:2。ペン入力も可能で、筆圧検知もサポートする

Surfaceシリーズの特徴であるキックスタンドを搭載。角度は3段階で調節できる

Surfaceシリーズの特徴であるキックスタンドを搭載。角度は3段階で調節できる

5色のカラーバリエーションを用意するカバー兼キーボードのSurface 3 Type Cover。市場想定価格は15,680円

5色のカラーバリエーションを用意するカバー兼キーボードのSurface 3 Type Cover。市場想定価格は15,680円

CPUにはインテルの「Atom x7-Z8700 プロセッサー」(1.6GHz-最大2.4GHz)を採用する。過去の「Surface RT」や「Surface 2」では、ARMアーキテクチャのSoCを採用していたが、今回はx86アーキテクチャを採用することで、Surface Pro 3と同じように、Windowsデスクトップアプリケーションの利用が可能となっている。OSは「Windows 8.1 Update(64ビット)」で、今夏リリースされる「Windows 10」へ無償でアップグレードできるという。Atom x7プロセッサーは、インテルが今年3月に発表したモバイル機器向けの最新SoCだ。開発コード名「Cherry Trail」と呼ばれていたもので、既存の「Bay Trail」よりもグラフィック性能などが強化されている。メモリーは64GBモデルが2GB、128GBが4GB。外部インターフェイスにはフルサイズのUSB3.0端子のほか、Mini DisplayPortとmicroSDカードスロットを備える。

発表会には米マイクロソフトのブライアン・ホール氏が登壇し、「モバイルしやすく、価格を下げることで、より多くの人に使ってもらえるタブレットに仕上げた」と述べた。LTE対応にも触れ、LTE対応モデルを投入するのは日本が最初であることも強調した。日本マイクロソフトの樋口泰行社長は、「これまでマイクロソフトはPC、Windows、Officeとバラバラだったが、サティア・ナデラ新CEOのもとで、ユーザーの利便性を一番に考えながら、エコシステムを再構築しようとしている。こうした新しい考えが今回のSurface 3に反映されている」と語り、今夏リリース予定のWindows 10とともに、Surface 3を戦略的な商品と位置付ける。

米マイクロソフト ジェネラルマネージャー Surface and Windowsハードウェア セールスアンドマーケティングのブライアン・ホール氏

日本マイクロソフトの樋口泰行社長

日本マイクロソフトの樋口泰行社長

月額3,696円のSurface 3専用の料金プランを用意

4G LTEに関してはバンド1(2.1GHz)/3(1.7GHz)/8(900MHz)をサポートする。SIMロックはされていないものの、ソフトバンクモバイルのネットワークのみ相互運用テストを行い検証しているという。ソフトバンクモバイルの専務取締役のエリック・ガン氏は、「TELECに申請を行っていないので、ソフトバンクの3バンド以外は動作せず、動いても違法になる可能性があるので注意してほしい」と語った。

ソフトバンクモバイルはSurface 3をY!mobileブランドで販売する。Surface 3向けに、月額3,696円(4年目以降4,196円、2年契約)の料金プランを用意。データ通信量は7GB/月で、連続3日間で最大1GBまでという通信制限などは設けていない。端末代金は一括に加え、割賦での購入も可能。一括購入時はY!mobileと契約する必要はない。Y!mobileのスマートフォンとデータ通信量をシェアできるプランも用意する。契約者全員に月額基本料を最大3か月無料にするキャンペーンも実施する予定だ。

個人向けに4G LTEモデルのみを提供する理由について、「日本はLTEのカバレッジが広く、個人向けモデルはLTEのみで展開する。Wi-Fiモデルを出すかどうかは今のところ決まっていない」(日本マイクロソフト)とした。米国ではWi-Fiモデルが499米ドルから販売されているので、4G LTEが不要なユーザーとしてはWi-Fiモデルの発売に期待したいところだ。

ネットワークには「SoftBank」という表示が確認できた

ネットワークには「SoftBank」という表示が確認できた

nanoSIMカードスロットは本体の底面に備える

nanoSIMカードスロットは本体の底面に備える

三浦善弘(編集部)

三浦善弘(編集部)

パソコン関連を担当する双子の兄。守備範囲の広さ(浅いけど)が長所。最近、鉄道の魅力にハマりつつあります。

製品 価格.com最安価格 備考
Surface 3 64GB MSSAA1 SIMフリー 88,339 10.8型液晶を搭載したWindowsタブレット
Surface 3 128GB MSSAA2 SIMフリー 90,093 10.8型液晶を搭載したWindowsタブレット
Surface 3 64GB ワイモバイル 88,344 10.8型液晶を搭載したWindowsタブレット
Surface 3 128GB ワイモバイル 99,144 10.8型液晶を搭載したWindowsタブレット
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2016.8.23 更新
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