ステルスアクションの最高峰タイトルがついに降臨!

28年間の謎が明らかになる「メタルギア ソリッド V ファントムペイン」

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1987年に第1作がリリースされ、その後も長きにわたり作品を重ねてきた「メタルギア」シリーズ。2014年3月20日に発売された序章「メタルギア ソリッド V グラウンド・ゼロズ」に続く本篇となる「メタルギア ソリッド V ファントムペイン」が、2015年9月2日にその姿を現した。本作では、シリーズの第1作である「メタルギア」で最後に登場した敵“BIGBOSS”ことネイキッド・スネークを主人公とし、「なぜ英雄が悪の道へ堕ちることになったのか?」というシリーズ最大の謎となるエピソードが描かれる。究極のスケールと究極の物語で、プレイヤーを虜にする!

最新作では、ついにシリーズ最大の謎が明かされることに!

物語の主人公、スネーク。報復に燃える彼は、英雄から悪へと堕ちる。人物だけでなく、周囲の景色や建物など細かな部分に関してまで、フォトリアルで描かれる

相棒を助けるため、スネークは1人救出へと向かう……

ソ連のアフガニスタン侵攻以来、冷戦は新たな局面に移行していた。1984年、隻眼に義手の男がアフガニスタンに現れる。スネークと呼ばれるその男は、過去に米国の非政府諜報機関サイファーにより、歴史の表舞台から消された伝説の傭兵だった。昏睡から目を覚ましたばかりの彼を襲撃者から救い、アフガンへと導いた工作員“オセロット”は言う。スネークのかつての相棒カズヒラ・ミラーがソ連軍に囚われている。彼を単独で救出することで伝説の復活を世界へ示せ、と。それは9年前、彼らの仲間を惨殺したサイファーへの復習へと続く、世界を股にかけた戦いの始まりだった――。

本作はゲームの舞台をシリーズ最大のスケールへと拡大、時間経過や天候変化の概念を導入したオープンワールドとすることで、決まった攻略法の存在しない本当のステルスゲームへと進化を遂げた。

今作での舞台は、新冷戦時代の末期となる1984年。ソ連が共産主義政権の地盤固めをし、西側陣営に対抗すべくアフガニスタンへ軍事侵攻を行っていた時代だ。ソ連軍の基地が点在する南アジアを始めとした広大なフィールドには多数の敵拠点と、それに応じた数々のミッションが用意されている。

そのミッションを攻略する方法が、プレイヤーごとに違うのが本作最大の特徴と言えるだろう。天候や時間が刻々と変化していくので、敵を見つけやすい昼間に従来シリーズのように単独でスニーキングしたり、見つかりにくい夜間にヘリで急襲したり、超長距離からの狙撃でクリアするなど、すべてはプレイヤーの作戦次第。正解は1つではないので、自身の腕にあった攻略方法で進めることができるのだ。雨が降っている時は、雨音で足音がかき消され敵の背後に近付きやすい。自然を味方に付けることもミッションクリアへの近道となる。

攻略法は1つではない。遠くから攻撃したりすることもできるし……

攻略法は1つではない。遠くから攻撃したりすることもできるし……

気付かれないように敵の背後に近付きホールドアップさせて、無力化することもできる

気付かれないように敵の背後に近付きホールドアップさせて、無力化することもできる

新システムの追加で、よりリアルな体験が可能に

いくつかの新システムが導入されており、キャラクター操作に関してもアクションが増えている。今作からの追加アクションとしては、スネークの左腕の義手「バイオニックアーム」がある。アームから音を立てて敵兵士をおびき寄せたり、周囲の兵士や動物を検知できるアクティブ・ソナーといった機能が備わった、さまざまなアームが登場する。

電撃を出して敵を気絶させることができる「スタンアーム」など、さまざまな機能を持ったアームが登場する

電撃を出して敵を気絶させることができる「スタンアーム」など、さまざまな機能を持ったアームが登場する

また、2010年にPSPで発売された「メタルギア ソリッド ピースウォーカー」に登場したものと同じ“フルトン回収装置”を使うことで、敵やアイテム、動物に車輛など、さまざまなものを回収することができる。これらは、スネークが組織する「ダイアモンド・ドッグズ」の拠点となっている海上プラットフォーム「マザーベース」に送られ、回収するほどに規模が拡張して得られる恩恵が大きくなっていく。マザーベースでは武器やアイテムを開発することができるので、フルトン回収し、人材を集めることも大事な目的と言えよう。

フルトン回収できるのは、敵兵士や車輛、動物にコンテナとさまざま。回収にはGMP(資金)がかかるが、マザーベース拡張のために惜しまず使おう

屋内だったり、天候によっては、フルトン回収に失敗することがあるので注意。もちろん、フルトン回収の様子を敵に見られてしまうと大変なことに

新システムのうち、今作で初登場となるのが“バディ”システム。プレイヤーは、ミッションの同行者として、特定のキャラクターを同行させられるのだ。選べるのは、白馬のD-Horse、犬のD-Dog、二足歩行兵器D-Walker、そして言葉を持たない女スナイパーであるクワイエット。彼ら(?)は、プレイヤーの攻撃を支援してくれるだけでなく、敵やアイテム探索にも力を発揮する。さらには、スネークとの連携アクションも行えるので、作戦の幅がグッと広がることだろう。

同行するバディだけでなく、その装備もプレイヤーが指定できる。作戦に最適なものを選びたい

同行するバディだけでなく、その装備もプレイヤーが指定できる。作戦に最適なものを選びたい

画面構成もシンプルになり、緊張感が増す演出も

画面構成も、従来作品から変更されている。画面からはライフゲージなどが撤廃され、ダメージは画面の変化で表現されるなど、よりゲームへと入り込めるような仕様になった。敵兵士や捕虜、車輛などをマーキングすると、距離や状態(寝ている、気絶しているなど)を知ることができるだけでなく、マーキングが常に画面に表示されるので、ヘッドセットを付けているような感覚を味わえるのだ。このとき、ファントムシガーと呼ばれる特殊な電子タバコを吸って時間を早回しすることで、マーキングした敵が昼夜にどのような行動をとるのか確認することが可能。敵の行動パターンを把握すれば、ミッションもクリアしやすくなるだろう。

すっかりシリーズおなじみとなったダンボールも上半身を飛び出させての発砲や、側面から飛び出して脱出するといったアクションも可能になった。面白いのは、ダンボールにグラビアポスターを貼り付けて、敵兵士の注意を惹きつけるといったことができること。単なるお遊び要素に見えて、しっかりと役に立つあたりが「メタルギア」シリーズらしさと言える(笑)。

オンライン要素も盛り込まれ、長く遊べる仕様に!

メインストーリーをある程度進めると、マザーベースとは別に前線基地FOB(Forward Operating Base)が建設できるようになる。このとき、オンラインプレイでは他のプレイヤーが潜入してきたり、逆にこちらから他のプレイヤーのFOBへ潜入したりするなどの対戦が可能となるのだ。しかも、他のプレイヤーの侵入はシングルプレイを遊んでいる場合にも発生するため、警備班やドローンなどに防衛を任せたり、プレイを一時中断してFOBに戻ったり、あるいは他のプレイヤーに援軍を求めるなどの手段をとる必要が出てくる。

オンライン対戦で、他のプレイヤーのFOBから人材などを奪うと相手の“報復リスト”へ入ってしまい、相手だけでなくそのサポーターからも仕返しがくる可能性も!?

さらに、おなじみの「メタルギア オンライン」もこれまで以上にパワーアップしている。今作では、PS4版とXbox One版で最大8対8の16人対戦が可能なので、できれば大勢でプレイしたいところ。ステルス迷彩や二足歩行兵器のほか、ダンボールやぬいぐるみといったコミカルアイテムも入り乱れる、そんな戦いを堪能しよう。対戦ルールは複数用意されているので、初めての人でも楽しく遊べる。また、特定条件を満たせばスネークやオセロットといった、特別なキャラクターも使用可能だ。本篇を遊びつつ、気分転換にオンラインで戦うのも、1つのプレイスタイルかもしれない。なお、「メタルギア オンライン」は、10月6日(米国太平洋標準時)より配信される開始予定だ。

最大8対8での対戦が楽しめる。大勢のフレンドと、熱いバトルを体験しよう

最大8対8での対戦が楽しめる。大勢のフレンドと、熱いバトルを体験しよう

条件を満たせば、スネークやオセロットも選べる。ゲーム本篇中のように、彼らを華麗に操ることができるだろう

シリーズ最高傑作を、プレイして感じとろう!

1作目である「メタルギア」から始まった、“敵に見つからず潜入する”という新たなジャンルを作り上げたシリーズ。最新作では自由度が格段に増し、本当の意味でプレイヤーの好きなように攻略できるようになった「メタルギア ソリッド V ファントムペイン」。アクションだけでなく見た目のリアルさにもこだわっている。

最後に、発売機種について掲載しておこう。ハードごとにスペックが異なっており、コンシューマゲーム機では、PS4が1080p/60fps、Xbox Oneが900p(最終出力は1080p)/60fpsとなっている。PS3とXbox 360は720p/30fpsなので、この機会に最新機種へと買い換えるのも良いだろう。余談ではあるが、PCでの解像度は最高3840×2160ドットの4Kで、フレームレートが最高60fpsとなっているものの、各自が持つPC本体の構成によって画質は変動する。安定した環境でのプレイを考えると、PS4版やXbox One版を強くおすすめしたい。

公式サイトでは対応プラットフォームの画像を比較している。
http://www.konami.jp/mgs5/tpp/jp/products/compare.php5

音無 欒

音無 欒

主にコンシューマ&ソーシャルゲームの記事を手がけるMac好きIT系ライター。ゲーム歴は40年弱。80年代のマイコン弄りや深夜アニメなどが元気の素。

製品 価格.com最安価格 備考
METAL GEAR SOLID V: THE PHANTOM PAIN [通常版] [PS4] 2,180 シリーズ最大の謎となるエピソードが描かれる、「メタルギア」シリーズ最新作
METAL GEAR SOLID V: THE PHANTOM PAIN [通常版] [PS3] 6,460 シリーズ最大の謎となるエピソードが描かれる、「メタルギア」シリーズ最新作
METAL GEAR SOLID V: THE PHANTOM PAIN [通常版] [Xbox One] シリーズ最大の謎となるエピソードが描かれる、「メタルギア」シリーズ最新作
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2016.8.29 更新
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